
お知らせです!2月29日(水)20時より、
秋田市中通の地球食堂bonobo で「人間ギャラリー」という企画に参加します。
定員少ないので来れる方お早めに予約お願いしまーす。
詳細はこちら
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今週の土曜深夜(日曜早朝)0:15~0:40、NHK教育テレビの「めざせ!会社の星」でアキタ朝大学を少し取り上げてもらっています。
先日、スタッフの諸橋さん(
@mo2ko_ko) が名古屋での番組収録に行ってきました。出演しますよ!
その時間起きている方、是非ご覧下さい!
http://www.nhk.or.jp/kaisha/
独り言ですが、日本でも社会起業やボランティア活動が根付いて来た事が嬉しい。地方で暮らし、家庭や仕事を持ちながらも無理なくできる社会活動について考えてみた。 #akita #yokote
最近思うのは、
① 実際にプライベートの時間や資金を使ったり、社会起業して本業としたりして、自分のキャリアや家庭の事だけでなく社会にも貢献しようとする志の高い人たちがいる。
② また、金儲けや自分の事にしか興味がなくエゴを追求している人たちがいる。
③ あとは、自分の住む地域や社会に貢献をしたいと思っているが仕事や家族のケアで忙しく、肉体的にも精神的にも他の活動をする余裕がないという人たちがいる。
自分の感覚では結構自分は③だという人が多いのでは、と思う。
自分も実は③にあてはまる。
そういう③な人たちが無理なく、自然な形で社会貢献できたら大きな力になりそうだ。
やっぱり自分や家族の幸せを犠牲にした活動は辛いし、長続きしない。
少しの時間でもできること。
家族同伴でもできること。
参加する子供たちにとっても楽しく、教育にもよいこと。
仕事につながる人脈つくりにも役立つこと
未婚の男女の出会いのきっかけにもなること。
体に障害のある人、病気の人でも参加できること。
外国人でも参加できること。
楽しいこと。
社会のためになり、社会貢献欲を満たせること。
行政や営利目的の企業がやらないこと。
仕事が休みの日に2時間程度でできること。
こんな条件を全て満たすような活動をちょっと企画してみようかな。
日本の財政は既に破綻している、破綻した財政では充実したサービスは望めない、家計も苦しいので増税も困る、それなら自分たちでできる事をボランティアでやるしかない、それが社会のためになり、結果として自分のためにもなる。
先ずは自分が幸せになる事、自分が幸せでないと家族を幸せにできない、自分と家族の幸せを犠牲にして行う社会貢献は偽善ではないか。なぜなら自分と自分の家族は社会を形作るDNAであり自分が最も強い影響を持てる対象だから、まずはそこを精一杯幸せにすることが社会のためにできる最小で最大のことだ。
09年6月に秋田市に戻って来てからの8ヶ月間で家業への転職、引越し、土地探し、自宅の建築、2人目の娘の誕生などのイベントがあり目まぐるしい日々でした。
そろそろ真剣に自分の経験を秋田県の為にどう活かすか考え始め、家業と両立させて社会事業(法人化するかは別として)を行いたいと考えています。
悲観的なデータが多い秋田県ですが、幸いなことに悲観的な状況だからこそ強い危機感を持ち、地域を変えるために真剣に活動している熱い人々がいます。そのような方々が個人的な活動を行うだけでなく、協力して大きな目標を持つことでよりよい社会を創れると信じています。
秋田に戻って来たことが正しい決断だったかどうか常に考えていましたが、最近はそのような人達に出会う機会に恵まれたこともあり、今は正しい決断だったと確信しています。
やっぱり今秋田に住んでいる我々が進んで行動しなければいけないと思います。しかし、秋田の外にも秋田出身で全国、世界で活躍している方々がたくさんいます。そのような方々の中には仕事の都合上秋田に戻ることはできないが、秋田の将来を憂いでいる、もしくは何らかの形で秋田に貢献したいと考えている方もいます。
そのような方々の力は秋田にとって大事な眠っている資源です。そのような方々のネットワークを作り、知識やノウハウ、人脈や経済支援の提供をして頂くことで秋田在住の人々だけでは達成できない大きな成果が生まれるかも、と感じます。
秋田は色々な問題を抱えているようで、人口流出が進む中で従来の行政や一般企業の経済活動のやり方では秋田の状況はよくなりそうもありません。衰退していくだけです。農協や国の補助金頼りだった農家の経営は苦しいです。企業活動もスローです。道路をつくっても問題の先送りにしかなりません。
未来に希望は持っています。なぜなら自分を含め秋田の人たちが動き始めているからです。自分達が10年後、20年後に結婚し、子供を育て、安心して暮せる社会を創っていくためには、次の選挙の事を考えて行動する政治家や利益を追求する企業だけに任せては置けない。自分達が当事者として、自分達が望む社会のあり方をイメージして、具体的な行動を起こさなければならない。 Yokotterなんか良い例です。
しかし、1人1人で何かやりたいと思ってもどこから手をつければ良いのかわからない、生活があるので本業の片手間でやるしかないなど、気持ちはあっても具体的にどんな活動をすれば良いのか悩んでいる人はたくさんいると思います。
そこで、必要なのはチームワークです。先ずは近い目標を持った人たちでつながり、議論し、ビジョンを持ち、戦略を持つことが大事だと思います。チームを作ってもお互いの目指すものが違ったり、やりたい事が違ったりすればいずれ崩壊していきます。逆に明確なビジョンがあり、効果の期待できる戦略があればそれを周りに示しながら活動していく事で次第に賛同者が増え、活動の幅もふくらみます。うまくいけば事業として法人化し、それを生業としていくことも可能です。まちおこしイベントも良いことですが、ビジョンと継続が必要だと思います。
大きな目標を持って、小さな事からコツコツと活動するべきだと思います。私自身もそうしたいと思います。先ずは同じような意識の方々とつながり、情報交換をしながら活動の軸を明確にしていきたいと思います。
私は地域の課題を解決していく事に関して全くの素人です。でもそんなことは関係ない。できることからやればいい。
無理をすれば疲れるので、楽しみながらやる、楽しめることをやる、そんな気持ちも大事かなと思います。
一生懸命勉強して大学に入り、会社が儲ける(または倒産しない)為に自分を犠牲にして夜中や週末も頑張って仕事をする、今だけの辛抱と思っているがいつまでも状況は変わらない。仕事以外で人と出会う、自分のやりたい事をする時間がない。家庭を築き幸せを味わいたいが結婚、子育てする余裕がない。税金を払っているがそれが社会の為に有効活用されている気がしない。故郷で暮したいが雇用がない。
色々な悩みがあると思います。しかし、このように感じているのは少数派ではありません。日本社会に構造的な問題があるからです。変化が必要なんです。あなたが勤める会社は「会社が儲からないのはあなたが一生懸命働いていないからだ」と云うかも知れませんが間違いだと思います。あなたは十分一生懸命やっているはずです。もっと褒められても良いはずです。社会の構造、会社の経営に問題があるのです。
今まで勉強したことや仕事で学んだスキルを社会のために活かしませんか?
高い生産性を持って様々な社会的な問題を解決する、人々の意識に影響を与える、そういった事にあなたの大事な時間と労力を使いませんか?
そのほうがきっと人生楽しくなる!
「それで食っていけるのか?」わかりません。
わからないうちは地元で実家にお世話になっても良いでしょう、もしくは東京にいながら空いた時間で何かしても良いでしょう。最初はできる範囲でいいと思います。1人で活動していても無力感を感じるだけです。協力すれば大きな力になると思います。ご連絡下さい。みんなで相談しましょう。
ITの発達が目まぐるしいです。戦後数十年かけて蓄積されてきた山積みの問題を解決していくには強力な武器になりそうです。活用しましょう。ブログやツイッター、動画配信、WEB会議、iPhone、田舎は遅れているだけ伸びしろも大きいです。
特に秋田県の農業、畜産業、水産業、食品製造・加工業などは個人経営や小規模経営が多く、ITの活用とマーケティング戦略が今後の発展のために不可欠だと思います。
私の妻はオーストラリア人です。娘2人にはバイリンガルになってもらい、国の枠に捉われず自由に生きて欲しいと思っています。秋田の国際化に貢献したいです。国際教養大学の存在は大きいです。全国から入学したい学生が押し寄せています。彼らとも絡んでいきたいと思います。秋田空港は秋田市の中心部に近く、便利です。羽田のハブ空港化が進めば秋田から直接海外につながりやすくなります。既に秋田-ソウル直行便があります。田沢湖、角館には韓国や諸外国からの観光客が増えています。
公共サービスは英語、韓国語、中国語で提供するべきではないでしょうか(少なくとも資料や看板などは)。小中高校の外国語教育にもっと力を入れるべきです。短期的に来る英語教師だけでなく、秋田に定住したいと思う外国人が増えるよう努力すべきです。
秋田出身者が戻って来やすい雰囲気作りも大切ですが、外国人受け入れも必要です。日本全国で人口は減少しています。2100年には日本の人口が半減するというデータもあります。他県や東京と人材の取り合いをしても限界があります。
と今日はこのくらいにしておきます。
私は各分野の専門家ではありませんが最近秋田に来て率直に感じた事などを書きたいです。賛成・反対、色々なご意見頂ければ非常にありがたいです。返信はなるべく早くします。
不定期で次の更新まで時間あいてしまうかもしれませんがゆっくりやっていきます。
宜しくお願いします。