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「秋田の地域活性化」(早川裕道さん-Shanghai)

アキタ朝大学の目的の一つに世界中に住む秋田出身者と県内在住者をつなぐことがあります。

その試みとして、海外に住む秋田人(秋田出身者、もしくは秋田と縁のある方)にリレーでコラムを書いて頂きたいと思います。

今の時代、誰でも手軽に世界中の情報を得ることが出来ます。
しかし、海外で生活する秋田人の生の声を聴く機会はなかなかありません。

故郷から遠く離れているからこそ感じる故郷への思い、秋田人の目から見る世界の様子、「秋田つながり」という親近感があるから普段は気にしない海外の話でも身近に感じるのではないでしょうか。

第1回は横手市十文字出身で、中国の上海在住の早川さんにお願いしました。(何回かシリーズでお願いしています。)

今後は様々な国に住む秋田人の方々にコラムを執筆して頂けたら嬉しいです。執筆にご興味のある方は tarokanazawa@gmail.com までご連絡下さい。内容は事前にご相談させて頂きますがテーマは問いません、また文章でなくても写真集や映像でもOKです。条件は秋田と縁があり(定義はおまかせします 笑)、海外在住の方、または県内在住で頻繁に海外との仕事をされている方。ご応募お待ちしております。



海外の秋田人コラムリレー(第1回)

「秋田の地域活性化」 ~着眼大局・着手小局~ 

(中国・上海在住、横手市十文字出身、早川裕道さん)

皆さん、こんにちは!
私は早川裕道(ハヤカワヒロミチ)と申します。
この度、金澤さんが主催するアキタ朝大学の企画としてリレーコラムで出筆することになりました。

読者の皆さんは私のことを知らないと思いますので、コラムの始めに簡単に自己紹介します。
1970年、秋田県南の十文字町(現在は横手市)生まれです、高校までは秋田に住んでいました。その後、大学卒業後、縁があって北米や台湾に行き、現在は中国の上海市に住んでいます。
中華圏でのビジネス経験は15年ほどになります。

さて、なぜ私がこの度、このアキタ朝大学で「秋田の地域活性化」に関するコラムを書く事になったのか、これは上記の私の経歴にも関係しますが、どうしても秋田の地域活性化に貢献したいという熱い思いがあるからです。

秋田での子供の頃の思い出ですが、冬になると天気はほとんどどんよりとした曇り空か雪でした。(下の年間日照時間のグラフを見ると明らかですね)しかし、テレビの天気予報を見ていると太平洋側の隣県の岩手や宮城は晴れの日が多いのです。これは不公平だなあと子供心に感じていました。単純ですが、この思いが私を外の世界に駆り立てた一因でした。

日照時間
出典:気象庁

なんとか念願かなって海外に住んで気持ちに余裕ができると、日本のことが何かと気になるようになります。インターネットやテレビで日本のニュースを見るのですが、日本に居る時とは違い、常に自分が住んでいる国(今は中国ですが)との比較対象として客観的に日本を観ることができます。ちょっとイメージしにくいかもしれませんが日本とどこかの国を比較しながらニュース報道や事象を判断しているということです。日本に居ても、例えばアメリカや中国との比較はできるのですが、どうしても日本を中心に物事を考えてしまいがちです。日本に住んでいるのですから当然のことですが、自分を一歩引いた場所に置いて、冷静に日本を外側から観るということはなかなか難しいことです。

そのような立ち位置で日本や秋田を眺めているといろいろと気付かされることがあります。日本や秋田の良いところや悪いところが際立って見えてくるのです。

私は年に1、2度秋田に帰省しますが、そのたびに秋田の過疎化や経済的な衰退が進んでいることが分かります。道路を車で走っていても、住宅があった場所が更地になり間引かれていたり、悲しいことに商店街もシャッター通りが多くなっています。そこに住んでいる人達は、毎日目にする光景なのであまり意識しないかもしれませんが、年に1回定点観測的にチェックしていると変化がはっきりと見て取れます。私は経済発展が著しい上海に住んでいますので、その違いがあまりにも鮮明なのです。
  
下のチャートは秋田県、日本と世界の経済成長率(実質)のここ12年ほどの推移です。経済成長率は国内総生産(GDP)の対前年増加率です、経済成長率(実質)は名目GDP(国内総生産)から物価変動による影響を取り除いた実質GDPの成長率です。県の場合は県内総生産(実質)の成長率となります。

経済成長率
  
チャートをご覧頂くと分かりますが、世界全体の経済成長率と比較して日本や秋田の場合は10年以上ほとんど成長がありません。
このことに関しては大きな危機感を持つべきでしょう、世界全体というのは先進国は勿論のこと、中国などの新興国やアフリカ諸国などの後進国も全て含まれています。世界が毎年3%前後で成長しているのに、日本や秋田は10年以上もほぼゼロ成長を続けている落第生ということになります。(勿論、今までの蓄積がありますので、日本は名目GDPでは世界第2位、一人当たり名目GDPでは世界第17位です[2009年]※1)
このように日本は世界経済の成長に取り残された存在であると言えます、これは毎年8%以上の成長を続ける中国にいて見ているとはっきりと分かります。

秋田は高齢化や過疎化などの社会構造的な問題を抱えていますが、なんとか地域経済の活性化に貢献できるようにこのコラムを通して読者の皆さんや秋田の人達と相互交流し、知恵を出し合い活動していきたいと考えています。

最後になりますが、このコラムをお読みの皆さまで、中国ビジネスに興味がある、何かやってみたいという方がいらっしゃいましたら、無料でご相談を受け付けますので、下記までEメールをご送付下さい。またご意見やご感想も待っていますので、よろしくお願いします。

早川裕道 Eメール:zaochuany☆gmail.com (☆印の代わりに@を入力して下さい)

参考資料
※1:世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング (世界経済のネタ帳)
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html

早川さんのプロフィール
1970年 秋田県十文字町生まれ
高校卒業後、秋田を離れる。
社会人になってからは、貿易商社、外食産業、製造業などで海外業務に多く携わる。(主に中国関連)
現在は中国上海在住、「秋田の地域活性化」をライフワークとするために活動中。
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